こんにちは。今週のギャラリー情報は『マツモト ゲンの水彩画』のご紹介です。

 

 

◆ マツモト ゲンの水彩画展 <遊びのギャラリー>

期間:2018年8月22日(水)-28日(火) 最終日17:00閉場

 

 

松屋では初めての登場となります、マツモト ゲンさん。その水彩画の妙を、先ずはゆっくりと会場でお楽しみください。

マツモトゲンさんが何度も取材に訪れた、イタリアやスペイン、フランスはパリの街角や八ヶ岳の風景を、独自の視点で捉え直し、緻密に描いた30余点。

見ていると、描かれた視点が今まさに異国の地の街角に佇む自分の視点と重なったかのような不思議な感覚になります。

描かれた光と影のコントラスト、描きとめられた空気、そこではまるで街の喧騒まで感じられるかのようです。

 

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『シエナの路地 I 』 162,000円

 

『風景のどこを切り取り作品にするかが、とても重要なポイント!』

マツモトゲンさんに伺った、その作品を仕上げていくうえでの秘訣です。

構図を考え るために写真を撮り、実際の光景をデフォルメしたり、或いは何かを足したり省いたりしながら作品を描いていきます。

実際街角に止まっている車をシトロエンに変えてみたり、或る時は電車を最新車両から旧車両にという具合に。

 

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『ティチネーゼ通り』 108,000円

 

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『トレドの坂道 I 』 108,000円

 

 

 マツモトゲンさんのフィルターを通して “再構築”された 建物や石畳みの存在感は写真以上のリアリティがあって、単なる写真ではとても表現しきれない何とも言えないタッチとなって心に迫ってきます。

 

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『プエタデルソル』 162,000円

 

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『北ホテル』 108,000円

 

 

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『チェントロの扉』 108,000円

 

それともう一つ、マツモトゲンさんの描く風景には、ほぼほぼ人が描かれません。

描かれるのは静かな街の佇まい、ひび割れたレンガの壁、人の居ない坂道などなど。それでいて、むしろ人がいないことによって人を感じさせる風景が、マツモトゲンさんの作品の持つどこか暖かな持ち味なのかもしれません。

 

 

 

 

こちらの作品はモノクロで表現されています。それでいて、やはり モノクロの中に、光の陰影を、“色”を感じる事が出来ます。

味わい深い作品ですね。

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『サンマルタン運河』129,600円

 

 

 

 

こちらは今回一番にお客様にご購入いただいた作品。

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『葡萄』54,000円

対象が異なっても、モチーフに迫る技法は共通しています。

 

 

マツモトゲンさん、現在、横浜で自ら主宰する水彩画教室も持っているそうで、長く専門学校で水彩画の講師を務めていた経験をベースに、それぞれの生徒さんのレベルに合わせたワンポイントレッスンや 鑑賞の一助となる美術史などの解説もされているのだとか。

とにかく愉しく描く!をモットーとされるマツモトゲンさんの作品世界を存分に会場でお楽しみください。皆さまのお越しをお待ちいたしております。

 

お隣り和の座ステージでは『URBAN NOMAD展』を開催いたしております。併せてお楽しみください。

※ご紹介いたしました作品には、数に限りがございます。売り切れの際はご容赦くださいませ。

※表示価格は税込です。

来週は『岩井 純作陶展』のご案内です。お楽しみに!