こんにちは!

今週のギャラリー情報は 『川岸富士男 四季の草花あそび展』のご案内です。

 

 

■ 川岸富士男 四季の草花あそび展 <遊びのギャラリー>

会期:2018年6月27日(水)-7月3日(火) 最終日17:00閉場

 

 

お待たせいたしました!“ 現代の絵師”こと川岸富士男さんの2年振りの個展が始まりました。

会場には、季節の花々を緻密に描いた、額装・軸装などと設えに凝った生活空間を素敵に演出してくれる作品が、まさに百花繚乱です。

 

 

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 『夏木陰』 108,000円

 

 

『百花譜』シリーズ

さて、百花譜とは一言で表すなら、植物図鑑!その花の季節や種類、特徴などを文字と絵で説明しています。

今更なのですが、色彩の鮮やかな絵はもちろんのこと、説明の文字までもすべて手描きです。

その事を理解した上で改めて作品を眺めると、この作品群 はとても神経を使う繊細な作業の成果だという事にも気づかされます。

正岡子規や木下杢太郎などの、先人の描いた『百花譜』に魅せられて描く事を始めた川岸さん、こだわりがあります。

ご自宅の目の前が、『小石川植物園』という或る意味最高に恵まれた環境で、植物園の永久会員にもなっているんだそうです。

紙は全て天日干しで漉き上げられた 和紙を使っていて、天日干しにこだわる理由は、時間が経っても染みがでてこないからだそうです。

使う紙(和紙)には、人一倍「愛」がある川岸さん、良い紙との出会いがなければ作品も生まれなかった、とまで言い切ります。

 

ではさぞかし絵の具などにももっと凄いこだわりがあるのだろうな、と思うとさにあらず。

実は使う絵の具は中学生が使うような水彩(27色程)、筆は面相筆・丸筆のほぼ2本、学校で使っていた硯と墨の、たったそれだけ。

え~っ、ほんとに~!!

和紙に水彩絵具って、滲んだりしない?この細かい文字、ほんとに面相筆だけで書いたの?などなど疑問がたくさん出てきます。

が、結論。

その疑問をすべて凌駕する技術を持っているのが、川岸さんなんです。

私も色々質問して説明をしていただきましたが、この人はほんとに凄い、“はんぱない”ということが良くわかりました。(笑)

 

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『半夏生』 172,800円

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『朝顔Ⅰ』86,400円

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『朝顔』129,600円

この作品、古い紙のもつ「やけ」や「こすれ」をそのまま地としてあえて活かして、見事に味わいに変えています。

 

 

 

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『赤い実』 86,400円

 

 

 

 

 

今回の展示にタイミングを合わせ、初の作品集も出版となりました!

川岸さんの作品に込める40年の想いが詰まっています。

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『作品集 翠花庵の草花あそび』 3,456円

 

どうぞ、会場で絵師の仕事・技をご堪能ください。お待ちいたしております。

ご紹介いたしました作品には、数に限りがございます。売り切れの際はご容赦くださいませ。

※表示価格は税込です。

※和の座ステージは2018年7月17日(火)まで『松屋のゆかた』開催のためお休みさせていただきます。

 

来週は『吉田一也 京の福猫展』のご案内です。お楽しみに!