こんにちは、今週のギャラリー情報は 『藤井 蓮 展』 のご紹介です。

 

 

■ 藤井 蓮 展 <遊びのギャラリー>

会期:2018年6月13日(水)-19日(火) 最終日17:00閉場

 

 

お待たせいたしました!

京都在住の若手作家、藤井 蓮さんの2年ぶりの個展です。今回も私たちを魅了してくれる、新しい世界がお愉しみいただけます。

では、早速会場をご覧いただきましょう。

 

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ん!?

いきなりですが、会場の入り口に、立体のツバメが飛んでいます!?

実はこれ、大阪の四天王寺の祭礼で使われる、ツバメの立体飾りがベースになっていて、蓮さん、実際に使われたその飾りを譲り受けてきて、そこに手を加え作ったのだとか。

もともとの蓮さんの表現されるモチーフの中にも「ツバメ」はありましたが、それを立体で表現されるとは、とっても斬新です。

発想のしなやかさこそが蓮さんの真骨頂、最近はさまざまな地方の郷土玩具に、モチーフとして心惹かれているそうです。

どんな新しいモチーフが生まれてくるか、楽しみですね!!

 

作品は基本的に全て『貼り絵』、紙をちぎって貼ってあります。

洋紙の紙に絵具(不透明水彩)で彩色してあります。自身で使いたい色の紙を作るので自由がききます。

紙自体に厚みがあるので和紙の風合いとは異なる質感も楽しめます。

 

ここで微笑ましいエピソードを一つ。

日本画家であるお父様の影響か、幼い頃から絵を描くのが好きだった蓮さん。それでも強制されたことなどは一度もなく、上手く描けたり気に入った絵が描けるとお父様がそれを見て感心しつつ、10円とか20円とかと、値段を付けて買い取ってくれたそうです。

蓮さんは、子供ながらも、お小遣いを稼ごうとたくさん描いたのでしょうし、“一人前の絵描き”として扱ってもらえる喜びもそんな経験から得たのだと思うと、そんなユーモラスで素晴らしい教育環境が、今の蓮さんに大きな影響を与えたことは間違いありません。

お父様も蓮さんも、その作品(絵)にかける純粋さにおいては共通していて、両者を知る私たちはこのエピソードを聞いて妙に納得してしまいます。

 

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『睡蓮』972,000円

 

 

 

今回初登場の『裸婦』シリーズ!

クロッキーの上に紙を貼ってあって、それもパーツごとに貼り分かれているんですが、不思議ととても優しい女性のラインが表現されています。

裸婦ですが、決して生々しさを感じません。

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『裸婦』 各199,800円

 

 

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『山あじさい』70,200円

 

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『空豆』43,200円

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『野あざみ』68,040円

 

最後の作品、実は、額も藤井さん手作りです。もともと漆屋さんで使用していた板だそうで、フレーム上に残る漆の椀の跡がいい雰囲気をプラスしてくれています。

時を経た風合いは、何とも味がありますね。

どうぞ、会場で新しい貼り絵の世界をお楽しみください。お待ちいたしております。

 

※ご紹介いたしました作品には、数に限りがございます売り切れの際はご容赦くださいませ。

※表示価格は税込です。

※和の座ステージは2018年7月17日(火)まで『松屋のゆかた』開催のためお休みさせていただきます。

 

来週は『山口みちよ鍛金展』のご案内です。お楽しみに!