こんにちは!今週のギャラリー情報は『篠原貴之 水墨絵画展』のご紹介です。

■篠原貴之 水墨絵画展 <遊びのギャラリー>

会期:2017年11月15日(水)-21日(火)  最終日17:00閉場

 

【展覧会 ギャラリー情報】詳しくはこちら⇒

 

今週は、2年振りの開催となります、京都在住の作家 篠原貴之さんの“水墨絵画”の世界をお楽しみいただけます。

“水墨画”と言うと、普通 中国や日本伝統の、所謂『ぼかし』を多用した墨絵を思い浮かべる方が多い事と思いますが、篠原さん流の“水墨絵画”作品は、少し違います。

画材はもちろん墨なのですが、紙は和紙でなくて洋紙を使い、たっぷりと水を含ませた筆を用いています。

なので、墨の濃淡の枯れぐあいで描く水墨画と異なり、そこに現代の感覚に近い陰影を取り込むことで、新しい水墨の世界が表現されるのです。

モチーフだって、従って自由度が高く、日本の各地の風景から、お好きで度々取材に行かれるイタリア風景、人物や植物などモチーフは実に多岐に渡ります。ともあれ、早速ご覧ください。

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美大を卒業した時には彫刻を学んでいた篠原さん、その後イタリアへ留学し圧倒的な文化の違いにカルチャーショック・・・

そんな異国の経験の中で、自らの東洋、いや日本人としてのアイデンティティを表現するのには何が相応しいのか、テクニックとして試行錯誤しながら身に付けて行き、編み出したのが、今の技法なのです。

その後『水墨画』の本場、中国でもテクニックを磨き上げ、自らの表現に意を強くして、今日があるという訳です。

現代感覚は決して失わずに、絶妙な筆使いで、水・墨の濃淡と余白を上手く利用し、光・風・水・人物などを描きあげます。

因みに、こちらが、普段の制作に使う筆メインの3本です!

極端な大きさの差が感じられません。

(Youtubeでも篠原さんの絶妙な筆使いがご覧いただけます)動画はこちら⇒

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残された余白が、緊張感を生み出して、奥行や空気感ををあたえてくれます。あえて余白を残すところに、プロの技・感性が感じられます。

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『秋深し(柘榴)』 129,600円

 

今回、私の一番のお気に入りがこちら!

優しい陽の光りに照らされ、ミシンを動かす祖母の背中が想像できる様な気がします。

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『祖母の思い出』145,800円

会場には、昨年刊行された英語絵本『HAMLET』もお持ちしてあります。

奥深い物語に、篠原さんの陰影のある雰囲気がピッタリです。

原画も数点展示しております。

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『劇中劇』270,000円

 

どうぞ、会場で篠原さんの独自の水墨表現をお楽しみください。現場で感じる空気感をご堪能ください。

お待ちいたしております。

 

お隣り和の座ステージでは『suzusan ポップアップストア』を開催いたしております。合わせてお楽しみください。

 

続きまして、マロニエ通り館5階のイベントスペースでは、『妃香利 絵画展』を開催しております。

■妃香利 絵画展 <マロニエ通り館 5階 イベントスペース>

会期:2017年11月15日(水)-20日(月) 最終日19:00閉場

東京在住の若手女流作家 妃香利(ひかり)さんの個展が始まりました。

東京にこだわり、東京の風景の中に移り行く季節を見出した、妃香利さん独自の世界が描かれています。

 

今回は、3年前から5年計画でスタートした『東京遊覧四季だよりIII』と銘打って、東京に数多く存在する公園を題材に、

四季の移ろいを連作で描き、毎年この原画からカレンダーも発行しています。その原画にパステル・ジークレーなど妃香利のオリジナルワールドを存分にお楽しみいただける会場となっております。

 

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『ある日の公園』 135,000円

その制作の苦労は努力の賜物です。(取材場所選びから始まりますが、最近は、色々な人のブログやツイッターなどで開花情報やお薦めポイントをチェックして取材に行くそうです。)

原画は12枚同時に制作、カレンダーの色校正に半年以上と長い時間をかけ取り組んでいるんだそう・・・

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『カレンダー2018』2,160円

 

 

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『ミニ ネコ』(パステル)43,200円

 

女性ならではの優しい色調・モチーフなどなど、四季だよりも3回目の折返しに入ります。

今後の益々の活躍が楽しみな作家ですね。

どうぞ、マロニエ通り館5階 イベントスペースにもお立ち寄りください。お待ちいたしております。

 

 

※ご紹介いたしました作品には、数に限りがございます。売り切れの際はご容赦くださいませ。

※表示価格は税込です。

 

 

来週は『金沢からお正月』のご案内です。お楽しみに!