こんにちは!

今週のギャラリー情報は 『山口堅造 鍛金展』 の ご紹介です。

 

■  山口堅造鍛金展  <遊びのギャラリー>

会期:2017年7月5日(水)-11日(火) 最終日17:00閉場

 

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銅・アルミなどの金属を金槌で叩き、様々な造形を作り上げる技術を『鍛金(たんきん)』と 言いますが、茨城県笠間市に工房を構える第一線の鍛金 作家 山口堅造さん、先ずは その作品をお楽しみください。

お名前が『堅造』だなんて、まさに鍛金作家にピッタリですね。(笑)

 

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今回、会場には 多彩な鏡のフレームが目立ちます。

これが 鍛金作品でござ~い、と 重厚な存在感やテクニックを ひけらかすよりは、むしろ インテリアとして、お部屋を素敵に演出することの方が アートを身近なものとして楽しむ事が出来るのではと、山口さん、今回 考えました。

なるほど、それぞれに 趣の異なるフレームは あまり構えることなく 目に入ってくるし、それでいて よく見ると とても金属とは思えぬ施しがされていて、さりげなく、 卓越したテクニックも そこに見て取る事が出来ます。

“魔法の鏡”も、案外 この中に紛れているかもしれませんよ… 

 

 

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『くるくる一輪』 各18,900円

 

こちらの一輪挿し、銅の優しい色合いとシャープなデザインがとても綺麗です。 

 

 

 

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 『恋婚文透器』 324,000円

 

今回 会場で一段と目を引く作品が これっ!  アルミの透かし器。

模様は『レンコン』 (実は 茨城県はレンコンの生産 全国トップなんだそうです)   地元愛を感じます。

実際のレンコンを切り刻み 研究し 作品制作したんだそうです。

タイトルを 『恋婚』 という字を当てて “レンコン”と読ませるところなんざぁ、なかなか粋で げすなぁ!?

 

 

透かし模様は、実は他の作品以上に とても手間がかかります。

先ずはアルミ板を器の形に成形し、レンコンの模様を糸ノコで切り抜いていきます。

器に角度が付いているので、平面の切り抜きより高度な技術が求められます。

その後で 内側に漆を何度も焼き付け、外側は燻し、本来のアルミの色に変化を付けます。

金属と漆との組み合わせが、意外なくらい とても品良くマッチしています。 

 

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 『恋婚文トレー』 118,800円

 

 

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 『〇△☐文花杯』 248,400円

 

 

こちらは、下地を銅で『緑青』を掛けて、独特の色に仕上げています。

因みに、緑青には、銅の表面に皮膜を作り内部の腐食を防ぐ効果や抗菌効果もあるそうです。

鎌倉の大仏様と 同じなんですね! 

 

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会場に 制作工程などを撮った写真も置いてございます。

最初、堅い平らな金属が、叩き・絞ることで だんだんと丸みを帯びて、重さや、堅さを感じさせなっていく魔法の工程も 垣間見る事が出来ます。そんな『鍛金』の魅力を、ぜひ会場でお楽しみください。

お待ちいたしております。 

 

※和の座ステージは、2017年7月18日(火)まで『松屋のゆかた』開催のためお休みさせていただきます。

※ご紹介いたしました作品には、数に限りがございます。売切れの際はご容赦くださいませ。

※表示価格は税込です。

来週は『大場 匠ガラス作品展』のご案内です。お楽しみに!