こんにちは!

今週のギャラリー情報は、能作100周年記念展 『100のそろり』 のご紹介です。

 

 

■  能作100周年記念展  『100のそろり』
<遊びのギャラリー>
2017年1月18日(水)-24日(火)
最終日17:00閉場

 

富山県高岡市で、100年に渡り鋳造制作を行う、株式会社 能作。その100周年を記念した企画として、高岡の職人、百人百様の個性豊かなそろり 100点が、一堂に展観されるのが、今回の展示です。

 

『そろり』 とは、古来より茶席で使用される一輪挿しの事です。そう、茶席の床の間に鎮座し、存在感を示す、あの シンプルで美しい佇まいの!!です。

シルエットとしては、ほぼ同じ形のそろりが、それぞれの職人の、得意とする匠の技で仕上げられた作品群として一堂に並ぶ様は圧巻で、一つ一つ  個性豊かな表現がお楽しみいただけます。

 

 

※ただし、そろりは、受注制作となっておりますので、納期には、2ヶ月ほどお時間をちょうだいいたしております。

 

 

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また、会場には、能作の鋳造技法 『生型鋳造』 (鋳型を焼成・薬品処理することなく、生の状態の砂を固めて型をおこすのので、こう呼ばれています)  についての 解り易い説明も置かれています。この技法は、鋳型を成形しやすく、鋳造後は容易に割り出せるので、量産に適しているそうです。原型や溶解前の金属など、普段目にすることのない、制作道具などもご覧いただけるので、必見ですよ。

 

 

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 鋳物を作る元になる型

 

 

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【鋳物】/ 砂を押し固めて作った鋳型に金属を流し込み、冷えた後型から割出します。割り出した直後は、砂の凹凸で表面はザラザラしています。

 

 

【型枠とインゴット(溶解前の金属)】 

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※なお、2017年1月22日(日)14:00より会場にて、株式会社 能作の(四代目)社長 能作克冶さんによるトークショーを開催いたします。この機会に、ぜひお立ち寄りください。

 

【展覧会 ギャラリー情報】 詳しくはこちら⇒

 

お隣和の座ステージでは、『能作100周年記念展 能作+春のしつらい』 も開催いたしております、合わせてお楽しみください。

 

 

 

一方、8階イベントスクエアでは、 『第33回 銀座古書の市』 を 開催いたしております。

 

会期:2017年1月18日(水)-23日(月) 最終日17:30閉場

【展覧会 ギャラリー情報】 詳しくはこちら⇒

 

 

実に 今回で33回目の開催となります。全国の有力古書店16社により取り揃えられた、様々なジャンルの古書・軸・雑貨など 気軽にお楽しみいただける商品を多数取り揃えております。

 

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デジタル化が進む今日ですが、昔の糸綴じ本の味わいや技術、或いは活字・活版印刷の面白さ など、今まで意識もせずにいた世界の中に、新たな発見があるかもしれません。

どうぞ、そんなこだわった楽しみ方を 会場で見つけていただければと 思います・・・

書店の店主(オーナー)は、その道のプロフェッショナル!! 古書の魅力や知識など楽しい話も聞けるチャンスです!

 

 

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私もびっくりした、愉しみ方の一例をあげると・・・

“痕跡本”って、知ってますか?    よく、古書の片隅や余白などに 前の持ち主と思しき方の書込みやメモ、線などがある場合があります。

普通は、書物としては「傷モノ」となってしまうのでしょうが、あえてそういったところに着目して 愉しみに変えてしまうマニアがいたりします。

前の持ち主がどんな思いで そのメモやら線を書き込んだのだろう、とか、その書き込みがなされたであろう時代の社会情勢や時代背景に思いを馳せたりといった愉しみ方を称しての、『痕跡本』。 う~ん、奥が深い・・・

 

他にも、今では廃刊となったファッション雑誌にこだわって探し出して、その時代の空気や時代を超えた粋を感じ取ろうとしたり とか、活字のフォントや製本技術にこだわって古書を見る人とか、楽しみ方は無限大です。

 この古書の市が、そういった人たちの 人と人を繋ぐステーションになったり、或いは 新たな文化に向けた情報発信の基地になればとの思い

で、今回も担当しています。

会場へお運びいただき、その思いを共有していただけたらうれしく思います。ご来場をお待ちしております。 

 

 

 

※ご紹介いたしました作品には、数に限りがございます売切れの際はご容赦くださいませ。

※表示価格は税込です

 

 

来週は 『 山口真功油彩画展 』 のご案内です。お楽しみに!