こんにちは!
今週のギャラリー情報は『小島雄四郎 木漆工芸展』 のご案内です。

 

■小島雄四郎木漆工芸展

会期:2016年3月30日(水)-4月5日(火) 
最終日17:00閉場


 

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小島さんは兵庫県 丹波 に工房を構え、木漆工芸を制作されています。
松屋での開催は2年ぶり。人間国宝 故 黒田辰秋氏に師事し、伝統技術の継承は勿論、現代の生活様式にも使える漆作品のため、今も 日々試行錯誤を重ね、真摯に漆と向き合っています。

早速作品をご覧いただきましょう!

 

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 『螺鈿小箱』 183,600円

螺鈿(らでん)は、鮑や白蝶貝の殻の内側の虹色に輝く部分を、薄く切り取り漆の表面に はめ込み装飾しています。その歴史は古く、日本には、1200年前に中国より伝わった技術です!そんな昔から 今日まで連綿と続いてきたなんてすごいですよね!
この作品、文字の部分は白蝶貝で 他は鮑貝を使用。見る角度によって色が変化するので、そんなところも楽しめます。やはり輝きは鮑貝が一番!

最近では、鮑や白蝶貝の数自体が少なくなってしまって、大きな貝を手にいれることが困難になってきているそうです。養殖の貝は食用に改良されてきたので、身は大きいものの 貝殻は小さくなっているので、小島さんにとっては、あまり嬉しくない話だそうです・・・。

 

 

螺鈿を施すことで、作品に立体感や神秘的な奥深さ、艶がプラスされます。下の水指は乾漆技法で作られていますが、あえて中側に螺鈿を施しています。中にお水を入れるとキラキラ光ってとても綺麗です。
 

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作品が出来上がるまでには、多くの過程があります。塗りと研ぎを何回も重ね、表面を艶やかにするためには、同じ作業を何度も行なっていくため、根気と緻密さとが、求められるのです。
 

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 『螺鈿菓子器』 129,600円

 

 

2008年より、小島さんのお嬢さんも 『螺鈿をもっと身近に』 をコンセプトに、『chogoro』 を立ち上げ、女性ならではの感性で螺鈿を融合させたアクセサリーや帯留めを制作しています。会場には和・洋装どちらににも対応できるアイテムを取り揃えております。

 

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 漆作品は使い込むことによって、味わいがでてきます。長きにわたり 日々の生活に密着することは、作り手の思い、使い手の思い、双方の思いが重なっていくものなのです・・・。

食卓や部屋のインテリアとしても 漆を取り入れ、お気軽にお楽しみいただければと思います。
この他にも様々な技法がありますので、ぜひ会場で、漆の奥深い世界と熟練の技をゆっくりとお楽しみください。

お待ちいたしております。

 

お隣和の座ステージでは『ANRI-K2 and libellule japon 表現の自由』 『浅野愛民うつわ展』 を開催中です。合わせてお楽しみください。

 

 

※ご紹介いたしました作品には、数に限りがございます売切れの際はご容赦くださいませ。

※表示価格は税込です。

 

 

来週は『柳下季器作陶展』のご案内です。お楽しみに!