こんにちは!
今週のギャラリー情報は、『 小島雄四郎木漆工芸展 』 『 大分・竹工芸 毛利健一創作展 』のご案内です。

■小島雄四郎木漆工芸展<遊びのギャラリー>

2014年4月2日(水)-8日(火) 最終日17:00閉場

3年ぶりの開催となる、小島雄四郎さんの木漆に螺鈿(らでん)を施した優美な世界を、先ずは お楽しみください。

2014.04.02小島3
『螺鈿円盆』 108,000円 『螺鈿大椀』 270,000円 『螺鈿茶托 5枚組』 97,200円

◆基本その1
『螺鈿(らでん)』とは、ヤコウ貝やアワビなどの貝殻の内側の、虹色の光沢を持った真珠層の部分を板状に切り出し、磨いた上で漆地の表面に装飾していく技法です。

とーっても薄いものなので、熟練の技が必要となります。もちろん、貝の種類によって、金や銀色、虹色と、その光沢は 様々な変化を見せてくれます。

今回も、小島さん、『聖餅箱(せいへいばこ)』をいくつか発表されています。

◆基本その2
『聖餅箱』とは、キリスト教の聖餐式(ミサ)に用いられる、パンを入れる器のこと。
黒漆の地に螺鈿と蒔絵が施され、日本にキリスト教が伝来した安土桃山時代のヨーロッパ文化と、日本の工芸技法がであって生み出された漆芸作品です。

日本の蒔絵に魅了された宣教師や、ポルトガル、オランダの商人達は、日本の蒔絵をそのまま持ち出したのではなく、ヨーロッパの人たちの好みにマッチした、生活に合う実用的なアイテムを 日本の漆職人たちに注文したという訳です。

2014.04.02小島4
『螺鈿聖餅箱』 378,000円

蓋に印された『I・H・S』こそ、イエズス会の標章でラテン語の“救いの神イエス” の頭文字を意味し、中央の『
十字架』『ハートに釘3つ』が、まさに聖餅箱の証です。
小島さん、クリスチャンではありませんが、その時代の技法や その美しい文様に魅せられ、この『聖餅箱』を ライフワーク的に作られているんです。サントリー美術館なんかでも、重要文化財に指定された その時代の名品が収蔵されているので、興味のある方はぜひ そちらでもご覧いただき、見比べてみてください。

小島さんの作品の、その時代の名品との遜色ない出来がお判りいただけるはずです。小島さんからも、とても興味深いお話がきけますよ!

2014.04.02.小島2

見て良し、使っても良しの、木と漆の特徴を生かした器や盆に加え、会場には、アクセサリーなども展観しております。
実は、父の厳しい教えの元 小島さんのお嬢様が制作されたものなんです。ぜひ、若い感性も合わせてお楽しみください。

【展覧会 ギャラリー情報】詳しくはこちら⇒ 

 


■大分・竹工芸 毛利健一創作展<和の座ステージ>

2014年4月2日(水)-8日(火) 最終日17:30閉場


4月に入りだんだん暖かくなってきましたね!
和の座ステージでは、竹工芸で有名な大分県に工房を構える毛利健一さんの創作展が始まりました。

会場では、竹や籐のバッグを中心に、竹素材や久留米絣、小千谷縮を使った洋服など、これからの季節を涼やかに装うファッションをご紹介しています。

20140402mouri03.JPG
バッグ 129,600円

こちらは今回の新作、異素材コラボレーションバッグです。
籐の「やたら編み」をベースにし、ポイントに「さくら編み」(写真中央の左上)を加え、さらに山葡萄の蔓(少し太めの茶色い部分)も編み込んでいます。

バッグの裏面は布、上下の淵部分は革を使用しています。
様々な素材の良さを生かし、インパクトのある個性的なバッグに仕上がっています。
毛利さんならではの独創的な作品ですね!

20140402mouri02.JPG
バッグ 194,400円

こちらは「すかし網代編み」と「さくら編み」と言う二つの違った技法を使って編み上げたバッグです。
ひとつのバッグで二つの竹の表情が楽しめ、切り替えがとてもおしゃれです。
籐は涼やかさを演出できる、これからの季節役立つアイテム。
素敵なバッグを持って、お出かけしてみてはいかがでしょうか?

20140402mouri01.JPG

花器 10,800円 花台(約27cm) 3,564円

バッグ以外にも花器などのインテリア小物もご用意しております。
ちょっと花を生けて、移り行く季節を楽しんでみてはいかがでしょうか?
※写真の花は、今公園などでよく見かける春の花・ユキヤナギです。

会期中は作家の毛利さんも在廊し、実演も行います。
ぜひ会場で匠の技をご覧ください。
お待ちしております!

【展覧会 ギャラリー情報】詳しくはこちら⇒

※ご紹介いたしました作品には、数に限りがございます。売り切れの際はご容赦くださいませ。
※表示価格は税込です。

来週は、『 佐伯健剛 作陶展 』『 革のある生活 COTONAとsafuji 』『 libellule japon2014年春夏コレクション 』のご案内です。お楽しみに!