こんにちは♪♪ あい です。連日暑い日が続きますがみなさまお元気ですか?
十分な水分補給をし、体調の管理をしましょうね! 
それでは、今週のギャラリーをご紹介いたしま~す。

【画廊】  
今週の画廊では、2つの催事を開催中です。
はじめにご案内するのは、上村由希先生のGLASS COLLAGE展。
上村先生は多摩美術大学の立体デザインクラフトガラス科のご出身。
現在は青梅に工房を構え制作活動をなさっています。

耳慣れない言葉 ガラスコラージュって?  
COLLAGE=コラージュとは、美術用語で糊付け(貼り付け)という意味があるんですが、絵の具以外のものを様々に組み合わせることで特殊な効果を演出する技法の1つなんです。

とっても夢のある素敵な作品 

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『この空の続く何処かの街で』 税込1,134,000円



上村先生は、先ず色々な技法を駆使してガラスで種々様々なパーツを作り、それらを組み合わせることで、独自の「上村ワールド」を展開しています。
違う色、違う形、違うカットのパーツが複雑に重なり、新たな色とかたちが生まれるのです。
そして更に光があたる事で、屈折や反射が生まれ、それが加わって映る影も幻想的で素敵なんですよ。
お部屋のインテリアに飾られたら最高♪
無機質なガラスパーツ1つ1つでは絶対に表現することのできない作品です。

そんな作品を生み出す秘密は?というと、ガラスパーツを アクリル板を間に挟み、光硬化瞬間接着剤で両面から貼り付けるのが秘訣なのです。
この接着剤は、一度接着すると何があっても剥がれない、超強力な代物です。
作品を見て、『何か美味しそう!スイーツみたい!』と思ってしまうのは、食いしん坊の私だけかなぁ…   いいえ、皆さまの中にもきっと同じ気持ちになる方が必ずいるはずです。
 

 

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 『The Heartful world Ⅰ』 税込378,000円

光硬化(触媒)接着剤とは、一般の接着剤では接着させることができないアクリルや塩化ビニール、ガラス、金属を接着することができる優れもので、光(紫外線、ライト)などを照射することではじめて接着力を発揮(しかもたった5秒で)するという画期的なもの!!
作品制作にはもってこいです。パーツのバランス、位置を決めたら照射、接着のタイミングまでも自由にコントロールできるのだから!!  この接着剤がなかったら、上村ワールドは生まれなかったかもしれないなぁ…          

実際に作品をご覧いただくのが一番です。先生も会場でお待ちしています。

忘れてた!先生のお宅には、ニャンコがたくさんいるのです。なんとその数十匹 ニャンコのお部屋もあるそうです。ニャンコ談義でも大歓迎、是非お越し下さーい。

■上村由希 GLASS COLLAGE
会期:2011年8月10日(水)~8月16日(火) 最終日16時閉場
詳しくは こちら⇒
上村先生のHPは こちら⇒

 
さて、そのお隣では、細越富彦先生の油絵展を開催中です。
先生は現在、都内の中学校に勤務する傍ら作品を制作発表していらっしゃいます。


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  『マジョー島』 6号 税込472,500円


先生の作品の特徴は、というと、まず、キャンバスの下地作りのこだわりでしょうか。
実は先生、お使いになっているキャンバス布は、コーヒー豆が輸入される時に入ってくる麻布の袋を使われているのです。麻布を切り、張り込んでから、その上に和紙を貼り、画面に微妙な凹凸を残されます。その下地をベースにして、制作に入るんですって!!
お話しを伺うと、コーヒー豆の袋にたどり着くまでたくさんの試行錯誤があったみたいで、先生の作品に対する熱い思いを感じます。 風景画をメインとして展開していますが、そうやって描いた質感が、イタリアの風景にピッタリ!!
石畳の感じや、歴史を感じさせる建物の壁の雰囲気などなど、思わず触れてみたくなるほど、リアルなんです。光と影のバランスも最高!!  
ところで先生は、細い線のタッチは、ガラスペンを駆使し描いてるそうです…  油彩の他にパステル、水彩などを用いて作品を仕上ているんですが、ここに先生のこだわりがもう1つ。画面に入れるサイン 普通は画面の右下辺りに書かれる方が多いのですが、細越先生のサインは、時には壁の模様のように またある時は風景の看板の中に、と、画面の中に溶け込むように ごく自然と描かれているのです。一見しただけでは そのサインを見つけられないほど!!  サインを探しながら見るのも、作品鑑賞の壺、楽しみ方のポイントの1つだと思いませんか?…  

この作品のサインはどこでしょう?わかりますか?

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   『ミラノの路面電車 』20号 税込630,000円 

■細越富彦油絵展
会期:2011年8月10日(水)~8月16日(火) 最終日16時閉場
詳しくは こちら⇒



【遊びのギャラリー】

お久ぶりです!遊びのギャラリー担当、まっきーです。
ブログをお休みの間に、石垣島へ行ってきました。
台風9号の影響で、予定が変更になったもののシュノーケリングをしたり、島の人とゆんたくをしたり、のんびりした夏休みを過ごしてまいりました。
さあ!リフレッシュしたところで、ガンガン張り切って頑張りますよ!!!!!

今週は、永田哲也さんの和菓紙展です。
和菓子?和菓紙?それって何?
それは、和菓子の落雁などを作る時に使う木型を利用した現代美術作品なのです。
こつこつと全国の骨董市をまわって集めた木型は、今では3000種余りにのぼるそうです。型を取るための和紙は、茨城県の西ノ内紙を主に使用して製作されています。では、作品を一部ご紹介します!

鯉の滝登りをイメージさせる、力強い作品です。


DSCF5909.JPG                      雲の上 税込210,000円


華やかな作品もあります。


DSCF5912.JPG                      桜鯛税込231,000円


和菓紙を夏らしい団扇に仕立てました。
飾り団扇としてお使いください。


DSCF5913.JPG       団扇L 左/鯛(色) 税込 52,500円
            右/朝顔(色) 税込 52,500円 

中身は開けてのお楽しみ!縁起ものモチーフのミニ和菓紙が入ってます。
遊び心のある、おみくじ感覚の作品です。
一緒に入っている、文章もユーモアがあって面白いですよ!

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         右/福札M 税込 2,100円 
         左/福札S 税込 3,990円

昔はお菓子の型だった木型が、永田さんの手によって甦り、素晴らしいアートになりました。美味しそうで美しい和菓紙を、ぜひ!ご堪能ください。

永田哲也展 和菓紙「八月」 ~末広の八月から日本の季節が見え隠れ~
8月10日(水)~8月16日(日) 最終日17時閉場
詳しくは
こちら⇒

次週は、水野幸一陶展をご紹介いたします。お楽しみに!



【和の座ステージ】

こんにちは。和の座ステージ担当のアヤです☆
前回のアーバンノマッド展から久しぶりの更新となりました。石垣島で楽しんできたまっきー、うらやましい限りです!
私の夏休みといえば・・・熱海の海でのんびり海に入り、花火を見るのが何よりの楽しみなのです♪


余談はさておき、今週の和の座ステージでは、手漉き和紙の谷野さん紀州松煙の堀池さんの「和紙と墨」展が始まりました。
谷野さんは、1300年の歴史を持つ細川紙継承して、いろいろな和紙を制作されています。
細川紙とは、素材や伝統的な技術が賞賛され、国の重要無形文化財に指定されています。

楮を原料とする細川紙は紙の地合いがしまって、紙面に毛羽ね立ちが生じにくくとても丈夫な楮紙です。

DSCF5934.JPG現在、伝統工芸士としてご活躍されている谷野さんは、なんと30歳までは一般企業でシステム開発のお仕事をされていたそうです。
あるとき、仕事の都合で埼玉県に移り住む機会があり、「細川紙」と出会い、和紙の世界へ入っていったとおっしゃっていました。

和紙ってどんな時にどのように使うの?って思う人も多いと思います。

上質な和紙は水にも強く、重要な書物はすべて和紙に記入していたということで、江戸時代には土地台帳、帳簿などにも使われていました。
現在は、和紙で作ったハガキや便箋、封筒なども、そのほか障子や襖、壁紙、ランプのカバーなどにも使われることが多いそうです。

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細川紙を加工して、色や模様が入った和紙もあります。




会期中、和綴と折り本の実演・体験を行います。
ぜひ、遊びにきてくださいね!


続いて、紀州松煙の堀池さんをご紹介します。 

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松煙墨を作っている堀池さんの工房は、和歌山県の南部・中央に位置する山岳地帯で、豊かな自然に囲まれた所にあります。

松煙墨とは、松材を焚いて採取した煤から作られる墨のことです。

日本でただ一人、原料の松煙から松煙墨を作っている堀池さん。
なんと、わずか10kgのススを取るために、1日10時間、10日がかりで500kgの松を燃やして松煙を作っているそうです。

また松煙墨を作るためには、練り込み、型入れ、型出し、乾燥など何よりも熟練した技術が必要です。
そして、すべて手作業で手間隙かけて作られた松煙墨には、書道家や芸術家の方にもファンが多いのです。


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伝統をただ重んじるだけではなく、顔料を加えた彩煙墨の開発や墨造り教室など斬新なアイデアで墨の普及に尽力されています。

 

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堀池さんは、松煙墨を使って、とても素敵な絵を描きます。

こちらの絵は非売品です                 

                                                                          

堀池さんの作る松煙墨は、その独自の風合いは、日本人の心を表すものとして、なくてはならない大切なものだということを感じさてくれます。

会期中、堀池さんが会場で皆様をお待ちしております☆
ぜひお立ち寄りください。


■銀座「和紙と墨」展 8月10日(水)~8月16日(日) 最終日18時閉場
詳しくは
こちら⇒
 
今週のギャラリーも盛りだくさんの内容で、みなさまのお越しをお待ちいたしております。
最後までお付き合いいただき ありがとうございました♪