こんにちは!

今週のギャラリー情報、先ずは『鈴木節子油絵展』のご紹介からです。

 

■ 鈴木節子油絵展  <遊びのギャラリー>

2017年5月24日(水)-30日(火) 最終日17:00閉場

 

 

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東京藝大 出身の女流画家、鈴木節子さんの 2年ぶりの個展が始まっています。

 

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『ターコイズの休暇』 F4 172,800円

 

鈴木さんの描く作品は、女性ならではの色調の優しさが印象的な、丁寧なタッチで描かれています。

作品のモチーフは、日常の風景や静物からインスパイアーされた“心象風景”と言ってよい作品が主体ですが、見る側の心にも 何かしらインプレッションの残る、とても心地の良い作品です。 キャンバス

キャンバスの布目は細かい目のモノを使い、絵の具を何層にも重ねて描いていきますが、不思議と絵の具の重みを そこに感じさせません。描いた後で、削ったり 引っ掻いたりする事もしょっちゅうですし、中には、敢えてキャンバスの色をそのまま残して活かした作品もあります。

画面の質感こそが、鈴木さんの絵の総てと言って過言でないかもしれません。

 

 

ちなみに、それぞれに付けられた作品のタイトルも、案外と作品の世界観を左右したりします。

そのタイトルから、想像を膨らませながら 作品を観る事で、その日の気分や、自身の心の状態が変化していくこともあるでしょうし・・・

鈴木さん曰く、そんな風に観る側が 色々な想像を掻き立てられるような配慮も しているのだとか・・・

なるほどね~

 

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 『道草の法則』 21×41cm  248,400円

 

 

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 『ペンギンカフェより』 F4  172,800円

 

例えばこのタイトルから、皆さんなら いったい どんなカフェを思いうかべますか?  実は、あっと、驚くイメージを、 鈴木さんからうかがいました!

興味のある方、ぜひ、会場で 直接 鈴木さんから 伺ってみてください(お楽しみに!)

 

 

 

 

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読みかけの本』 M4 162,000円

 

今回は、新作30余点を一堂に展観しておりますので、会場を ゆっくりと ご覧ください。

毎日 午後からは、鈴木さんも会場に在廊予定です。制作秘話などなど楽しいお話が聞けるはずです。

作品に込められたメッセージはもちろん、輝く光・風を感じていただけたら幸いです。

 

 

 

お隣、和の座ステージでは『工房藍木野 爽やかによそおう久留米絣』 『新之助上布展 2017』 も開催いたしております。合わせてお楽しみください。

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ところで 今週は、8階イベントスクエアにおいて、『菅原 匠 藍染とやきもの展』 『第18回 柳田青蘭と龍心会書品展』も開催です。

 

 

  菅原匠 藍染とやきもの展 <8階イベントスクエア>

会期:2017年5月25日(木)-5月30日(火) 最終日17:00閉場

 

 

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伊豆大島で藍染工房を構え制作を行う 菅原 匠 さん。

今回も、丹精込めて世話をしている藍甕から生み出される、藍の奥深く、素朴な天然の蒼の世界を存分にお楽しみいただける会場となりました。

 

そもそも「藍」は、『ジャパン・ブルー』という言葉で言われるほど、日本を代表する色として定着していますよね。

加えて 藍染は、様々な布との相性も良く、長い歳月を経て深みを増し、生地それぞれに美しい風合いを引き出します。

消臭・防虫効果なども その一つの特性です。

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 『間仕切 群雀』 448,200円

 

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『間仕切 波』 426,600円

 

 

菅原さんの作品制作は、型紙・下書きは一切せず、指描きや筒描きで布に直接描いていきます。長年の経験と・技術が必要となります。大豆を煮て絞った汁(呉汁)や糊(もち米)など天然の素材のみを使用し染めあげます。

 このユーモラスなモチーフには、菅原さんの独特の世界観がでています。

 

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 『飾布 カエル』 93,960円

 

 

 

 

菅原さんの藍染め、もう一つの制作ポイントは、ズバリ 『絞り染め』。

木綿の生地の一部を糸で縛り、括り、縫い様々な文様の上がりを想像しながら染め上げていきます。

同じ柄でも作り手の指先の感覚によって、微妙に滲み具合が異なり味わいが増すのだそうです。

 

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 『巾着』 各8,640円

 

 

 

ところで菅原さん、近年は焼物制作にも力を注ぎ、釉薬の研究にも余念がありません。 燃料

薪窯の燃料には、赤松を使い7日間位窯焚きをします。赤松ならではの、色・艶がとても良くでています。

 

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『柿水指』 248,400円

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『十一面観音座像』 583,200円

 

他にも、日常使いの器も 多く取りそろえております。

藍と焼物、一見 関連なさそうなコラボレーションですが、同じ作家さんの中の 共通の感性でくくられる その世界を、どうぞをお楽しみください。 ご来場 お待ちしております。

 

 

■ 第18回 柳田青蘭と龍心会書品展  <8階イベントスクエア>

会期:2017年5月25日(木)-5月30日(火) 最終日17:00閉場 

 

 

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8階のお隣の会場では、閨秀書家 柳田青蘭が主宰する『龍心会』のメンバー約50名による書をご覧ください。

 

ところで、『書』とは?    文字で個性を表現する芸術、と言えるのではないかと私は思います。

墨独特の香り、半紙にすべらせる筆の重み、線の太さ、墨の濃淡などなど・・・  書を構成する様々なファクターがあります。

実は、これらのファクターの 少しの変化で、雰囲気の異なる作品が生まれます。

硯で墨をすり、筆を何度も整える所作の中には、集中力を高める効果や、逆にリラックスする効果もありそうだし・・・

『書』を通じて、自らと向き合う そんなすべてをひっくるめての『書道』。

先ずは 時間の余裕と、心の余裕を備えたいものです。(笑)

 

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漢字には、それぞれ特有の意味があり表情が豊かです。表意文字と言われる所以ですね。

その意味を考え、感じながら読むところに、漢字鑑賞のポイントはありそうです。

 

 

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 『柳田青蘭 平常心』 486,000円

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 『柳田青蘭 自由自在』 648,000円

 

 

どうぞ、会場で一点一点の作品と向き合い、ゆったりと墨の世界をお楽しみください。お待ちいたしております。

 

※ご紹介いたしました作品には、数に限りがございます売切れの際はご容赦くださいませ。

※表示価格は税込です。

 

来週は『羽石修二薪窯・焼締陶展』のご紹介です。お楽しみに!