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Vol.23 シネスイッチ銀座 ~吉澤周子氏、吉村俊一氏

2014年4月1日更新

心がけたのは、銀座を背景にした女性視点の作品選びと劇場づくり

── 一般のお客様、特に女性が感動できる良質な作品を選んでいる点は、「シネスイッチ銀座」の大きな特徴ですね。

吉澤さん:はい。でも「シネスイッチ銀座」になってからしばらくは、特に女性を意識していたわけでもなかったんです。『モーリス』(1988年)や『デリカテッセン』(1991年)のように、マニア好みのややクセのある作品も上映していました。明確に女性を意識したプログラムになったのは97年のリニューアルがきっかけです。これ以降、過激な暴力シーンが含まれている作品やホラーは避け、女性に支持されるヒューマンドラマや恋愛ドラマを中心に作品を選んでいます。基本的に男性視点の映画は上映しません。また、作家性の強いアーティスティックな作品ではなく、内容を理解しやすい作品であることも重要ですね。単館系の映画を見慣れていないお客様にも喜んでいただける作品を選ぶよう、常に心がけています。

──女性を対象にした割引制度、いわゆるレディースデーを日本で最初に始めたのも「シネスイッチ銀座」だと聞きました。

吉村さん:80年代後半、「銀座文化劇場」が発展して「銀座文化1・2」となった頃に始めたサービスです。他館ではたいてい水曜日ですが、当館は昔から金曜日。これは、当館では昔、金曜日が公開初日になっていたからなんです。ほぼ同じタイミングで企業の週休二日制が浸透してきたこともあり、友人と誘い合わせて来館される女性のお客様が増えました。「花の金曜日」を意味する「花金」という言葉が流行りましたね。今でも当館のレディースデーは毎回盛況ですよ。他のお客様の迷惑にならない限り、食べ物の持ち込みも自由。サンドイッチやお弁当を召し上がりながら、ゆっくり観賞していただけます。

──女性視点の作品選びや劇場づくりの背景には、銀座という場所柄もありますか?

吉澤さん:そう思います。当館のお客様にとって、映画は買い物や食事の延長線上にあるイベントのひとつ。お客様にとっては銀座に足を運ぶこと自体が目的なんです。もちろん、その時々の上映作品を目当てに来館されるお客様もいらっしゃいますが、銀座を楽しむ一環としてお越しになるお客様の方が圧倒的に多い。その意味では、渋谷など他地域のミニシアターとは全く違う位置付けにありますね。当館の場合、例えば都市近郊にお住まいの方が歌舞伎をご覧になった帰りにお寄りになるケースが少なくありません。せっかく銀座に来たのだから、ついでに映画を観ようということで選ばれているのです。また、2月に開催された東京マラソンに参加された方が、銀座観光の流れで来館されました。銀座観光の中に当館で映画を観ることが含まれているなんて、素晴らしいことだと思います。

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