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Vol.13 教文館 ~渡部満氏

2012年4月25日更新

座中央通りと松屋通りの交差点角に位置する「教文館」。1885年にキリスト教系の出版社・書店として創業した同店は、他の大型書店とは一線を画す独特の品揃えと文化的雰囲気によって、昔から多くのファンに支持されてきた。現在の地に店舗を構えて、既に100年以上。変化を続ける街・銀座にあって、教文館は何を変え、何を守ってきたのか。社長の渡部 満氏にお話を伺った。

教文館の使命は、人格形成に役立つ本を提供すること

──教文館さんは、およそ130年前にメソジスト監督教会の宣教師たちによって設立されています。もともとは文書伝道のための出版社と、その出版物を販売するための書店だったのですね。

関東大震災後の1926年に、教文館を経営していた宣教団ともうひとつ別の出版社が合併して現在の母体ができ、1933年に株式会社になりました。戦中・戦後の苦しい時代を乗り越えて現在のスタイルを築いたのは、先代の中村義治社長。それまで、店舗はビル2階の1フロアだけでしたが、70年代以降、ビル内に多層展開して売上げを伸ばしていったのです。和書部からキリスト教書部を独立させ、キリスト教のグッズ類を扱う「エインカレム」や、ロングセラーを中心とした児童書の専門フロア「ナルニア国」などを作ったのも先代社長です。

──渡部社長は出版部のご出身だそうですね。いきなり経営を任されて大変だったのではありませんか?

1982年の入社以来、ずっと出版部に籍を置いてキリスト教専門書の編集に携わってきました。社長に就任したのは2005年。お客様相手の小売業は、本の編集とはまるで違う仕事です。本は、作った後、日本のどこかで売れたらいいのですが、書店はそうはいきません。銀座のこの店で売れなければ話にならないわけです。自分には荷が重すぎると思ったので、最初はお断りしました。でも教文館はオーナー企業ではないので、誰かが責任を持って引き受けなければなりません。これが私のミッションなのだと思いました。

──教文館さんは、その成り立ちもあってフロア構成が他の書店とは大きく異なります。

1階は雑誌、2階は書籍を扱う和書のフロアです。話題の本やベストセラーも取りそろえていますが、銀座という土地柄を考えて、銀座コーナーと伝統芸能コーナーを設けているのが特徴ですね。銀座には飲食関係のお店が多いので、料理関係の本も充実させています。また雑誌のバックナンバーも豊富で、お客様にご好評をいただいています。商売としては難しいのですが(笑)。3階はキリスト教書のフロア。宗派を越えた品揃えは日本随一でしょう。4階は「エインカレム」。エルサレム近郊にある地名から名付けました。「ぶどうの泉」という意味のヘブライ語です。ロザリオやアクセサリー、アロマ、カード類など、キリスト教関係のアイテムを独自の視点で選択、販売しています。また、4階にはカフェも併設しています。5階は洋書、そして6階が「ナルニア国」です。

──全てのフロアに共通していることですが、本のセレクションが個性的ですね。他の書店にないものがあったり、逆に普通の書店に積んであるものがなかったり。

出版物が増えているせいで、書店はどんどん巨大化しています。うちはせいぜい300坪程度の面積。全てを揃えるのは無理ですから、品揃えで個性を出すことを考えました。そのベースにあるのは、「修養に資する本」を販売すること。修養とは単なる教養ではなく、人間の人格形成に役立つという意味です。これは会社の定款に書かれている文言で、今も当社の基本理念となっています。

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