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Vol.11 東京鳩居堂 ~熊谷道明社長

2012年2月29日更新

「不易流行」を肝に銘じ、新しい商品を作り続ける

──鳩居堂さんが扱われているのは、そのほとんどが日本文化の伝統に深く根差した商品です。商売を行う上での難しさはどのようなものでしょう?

伝統を守るだけでは、博物館や美術館に置かれるような商品しか残りません。松尾芭蕉が提唱した俳句の理念「不易流行」のように、いつまでも変わらない価値と新しいものを創造する力が表裏一体となって、初めて日本の伝統文化は守られ、育てていくことができるのだと思います。だから私たち作り手・売り手は、現代人のライフスタイルに合う物や、感性に響く物を提供しなければなりません。今を生きる人々の生活に取り入れられなければ、伝統文化は衰退するばかりです。幸い日本人のDNAには、こうした伝統文化に引き付けられる何かがあるのでしょう。最初はアロマテラピーにしか興味がなかった女性が、いつしか香木をたいたり、煉香を楽しむようになったという例は意外に多いんです。

──店頭ではエッセンシャルオイルも販売されていますね。鳩居堂さんのイメージからは少し離れているような気もしますが。

そうでしょうね(笑)。これは私が中心になって企画した商品で、アロマディフューザーも併せて販売しています。発想の原点にあるのは、若い女性が香りに求めるニーズ。仕事や家事に忙しい人が多いので、火を使わず、手軽に楽しめる香りが求められているのです。同時に、最初から敷居の高いお香の世界ではなく、まずは入りやすいところから香りをライフスタイルに取り入れてみませんか、という提案でもあります。ラベンダーやローズマリーといった親しみのある香りだけでなく、香木に使われるサンダルウッド(白檀)もラインアップに入っていますから、ここからお香の世界へ入ってきていただきたいですね。

──聞くところによると、あっと驚くような新商品を準備されているとか。

今手掛けているのは「スカイツリーの香り」。5月22日の東京スカイツリー開業に合わせてオープンする「ジャパンスーベニアゾーン」に当社が出店させていただくことになり、オリジナル商品を企画しているんです。スカイツリーに香りはありませんが、抜けるような青空からイメージされる、清々しさや清涼感がありますよね。それをスティック型など、使いやすいお香の形で販売しようと考えています。これが不易流行の流行にあたる新商品。
不易にあたる新商品も作っていますよ。今話題の平清盛が好んだであろう煉香。地域振興の一環として広島県から「平家ゆかりのお香」の製作依頼をいただいておりまして、こちらも想像力を働かせて開発している最中です。

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