ページの先頭です


ここからヘッダー内のメニューです

文字サイズの切替
  • 中サイズ 12ポイント
  • 大サイズ 14ポイント


ここから本文です

Vol.3 銀座ミツバチプロジェクト ~田中淳夫 氏 (後編)

2011年7月6日更新

回の記事では、銀座ミツバチプロジェクトの副理事長である田中淳夫さんに、銀座でミツバチを飼うことになった経緯や飼育の様子についてお話を伺った。田中さんが軽い気持ちで始めたミツバチの飼育は、周囲の人々を巻き込んでどんどん大きくなってゆく。ミツバチが育つ環境を作ること──それは銀座で生活する人々の心を結びつけ、街に新しい価値を与える試みでもあった。

ミツバチの飼育から始まった屋上農園“銀座ビーガーデン”

──銀ぱちの活動は養蜂だけでなく、ビルの屋上での花や野菜の栽培に広がっていると聞きました。なぜそのような試みを始められたのですか?

単にハチミツを採るだけじゃなく、ミツバチのために花を植えたり、自分たちが安心して食べられる野菜や果物を作ろうと、銀座の人々の意識が変わってきたからです。緑化した屋上はミツバチの蜜源になりますし、ヒートアイランド現象の対策にもなります。話題になって人が集まれば、銀座に新しい価値をもたらすことにもなるでしょう。

幸い中央区には屋上緑化に対する助成制度がありましたので、それを利用して2007年5月、まず松屋銀座さんの屋上で約100平米の花壇や菜園をつくりました。今は“銀座ビーガーデン”と名付けた屋上農園が、白鶴酒造さん、NTT東日本さん、銀座ブロッサムさんなど全部で8ヵ所あり、合わせた面積も1000平米以上になります。

──銀座ビーガーデンではどのような作物を栽培しているのですか?

夏野菜の枝豆、ハーブ、冬野菜のブロッコリー、大根、菜の花など、場所によってさまざまですね。白鶴酒造さんの屋上には田んぼがあり、春には田植え、秋には稲刈りをしています。地域の生産者を応援することが目的ですから、メディアに取り上げてもらうことも大切なんです。一昨年6月、新潟ブランド茶豆の代表格「新潟茶豆」を苗植えする際は、銀座のクラブのママさんたちにお願いしました。着物姿のママさんが着物姿で鍬をふるえば、それだけで話題になるでしょう? ママさんたちの代表であり、銀座社交料飲協会の理事でもある白坂亜紀さんを「女王蜂になってください」と説得し、途中の作業や収穫にも参加していただきました。

──養蜂から緑化運動に発展した結果、スタート時よりもずっと多くの方々がこのプロジェクトに関わるようになったんですね。

そのとおりです。例えば銀座ブロッサムさんの屋上にあるビーガーデンは、障がい者の就労支援施設「さわやかワーク中央」の方々に草取りなどを手伝ってもらっています。近所の小学校の生徒が苗植えを行うなど、教育活動の一端を担うようにもなりました。面白いのは、いろいろな人々が集まることによって、新たな商品や活動が生まれてくること。ビーガーデンの収穫期には皆でパーティーをやるんですが、そこから「こんな商品を作りたい」「こんな活動をしたい」という奇想天外なアイデアが出てきて、意外にもそれが実現してしまうんです。前回お話しした「ハニーハイボール」もそのひとつ。斬新なものが次々と生まれてくるのは、その道のプロがたくさん集まっている銀座ならではの特徴かもしれません。

  • 松屋カード オンライン入会お申し込み受付中!
  • 松屋ポイントカード 食品、ご飲食もポイント対象に!
  • 松屋メールマガジン ご登録・解除はこちらから
  • 松屋銀座が提供するレッスン講座 クラブMGカルチャースクール受講生募集中!

松屋銀座 住所:〒104-8130 東京都中央区銀座3-6-1 電話:03-3567-1211(大代表)



ページの終わりです

ページの先頭へ戻る