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Vol.2 銀座ミツバチプロジェクト ~田中淳夫 氏 (前編)

2011年6月8日更新

銀座周辺はミツバチにとって理想的な環境だった

──蜜を採集するには花が必要ですよね。緑が少ない銀座で、なぜミツバチを飼育できるのでしょう?

ミツバチが蜜を運べるのはせいぜい4km四方。都会の真ん中でなぜ養蜂が可能なのか不思議に思われるでしょうが、東京は意外に緑があるところなんです。銀座には松屋通りのハナミズキ、銀座桜通りのソメイヨシノ、銀座マロニエ通りのマロニエ、並木通りのシナノキなど、それぞれの通りには街路樹が植えられています。また、周辺には皇居や日比谷公園、浜離宮など、緑にあふれた広大な蜜源があります。銀座はミツバチが充分活動できる場所なんです。春から夏にかけてミツバチは巣箱と花々の間を何度も往復し、たっぷり蜜を集めてきます。秋冬にも蜜を集めますが、ハチミツの採集は行いません。ミツバチが越冬するための大切な食料ですから。

──プロの養蜂家じゃなくてもミツバチを飼育できるとは驚きです。今までどれくらいのハチミツを収穫したのですか?

現在屋上には西洋ミツバチと日本ミツバチがいるんですが、最初は飼育しやすい西洋ミツバチだけでスタートしました。初年度の収穫量は150kg。巣箱から抜いた巣板を遠心分離器にかけてハチミツを採集するんですが、初めて採れた時は感動しましたね。皆で手を取り合って喜びました。2007年は前年を上回る260kgを収穫。08年は西洋ミツバチに加えて日本ミツバチも飼育することになり、合わせて430kgも収穫できました。ミツバチの群数が増えたこともあり、09年の収穫量はなんと800kgに。今では日本ミツバチの養蜂教室を開催するまでになりましたよ。

──銀ぱちのハチミツは、非常にクオリティーが高いと評判です。その秘密はどこにあるのでしょう?

都会での養蜂なのに不思議だと思うでしょう?理由は、優良な蜜が採れる蜜源植物に恵まれているからです。ミツバチは色々な花から蜜を集めますが、甘味や色、香りなどの成分は花によって大きく違います。つまり数種類の花から集めた蜜は、自然にブレンドされているんですね。(それもおいしいですけど)
ところが、特定の花から蜜を集めれば、その蜜の純度がより高くなり、特徴が際立つんですよ。西洋ミツバチは、その時に咲いている一番たくさん蜜を出す花を訪れる性質があり、銀座周辺には、ナノハナ、ソメイヨシノ、マロニエ、トチ、ユリノキ・・・と順番に花が咲いていくので、その花の特徴が際立ったハチミツが採れるのです。

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