手焼き煎餅は、熟練の職人でも一日に500枚ほどしか焼けないものもあります。それほど手間のかかるものなんですよ。
大量生産される商品とは根本的に違います。今うちで販売している商品は、瓦煎餅「三味胴(しゃみどう)」のようにタネ入れだけを機械化して手で焼く商品と、「カステラ煎餅」のように全てを手作業で行っている商品の2種類。
若い人に人気があるのは「三味胴」ですね。
表面を滑らかにして、そこに花鳥風月の絵柄を焼き印や糖蜜で描いているのが特徴です。これは煎餅にも季節感を持たせたいという思いから、先々代が始めたもの。
話題性では、一昨年の11月から販売している最高級草加煎餅「大江戸松崎 穂稀(ほまれ)」でしょうか。
新潟県魚沼産の棚田米をはじめ、水、醤油、昆布、海苔など、すべての素材にこだわった逸品です。もちろん製造方法も、せいろ蒸し、天日干し、炭火手焼きと、徹底して手間をかけています。